表情がわかる人物や、家の中のものは映さない。ただ窓から見える眺めを共有しましょう。 そんなシンプルなルールで写真を投稿するFacebookグループ「VIEW FROM MY WINDOW(VFMW)」をご存知ですか? 2020年3月、世界中でステイホームが叫ばれるなか、ベルギー人のバーバラ・デュリオさんが立ち上げました。 彼女のそんなささやかな気持ちからはじまったコミュニティは爆発的に広がり、現在までに世界100カ国以上の人が「窓からの景色」をシェア。 300万人を超える人が閲覧し、言語を超えて温かいコメントを送り合っています。 オランダ、アメリカ、ドイツ、ボツワナ、ウクライナ、そして日本……そこに暮らす人の生活を感じる温かい写真たち。 書籍『世界の家の窓から』(主婦の友社)から紹介します。 わが家のポーチから。ボツワナ、カチカウ。早朝。 南アフリカとボツワナで、野生動物のガイドをしています。ここには、野生動物と暮らせるという特権があります。 世界の多くの国と同じく、この国もロックダウンされ、必要最低限のサービス以外のすべてが停止中。でも、うちの窓の外やポーチの向こうじゃ、動物や植物たちが普通に生きてます。ここ、アフリカの平原で何万年も続いてきた、いつもの感じで。 皆さん、どうぞご安全に。 カタール、ドーハ。私のベッドルームから😂 わが家のドアからの眺め(うちには窓がないので)。バングラデシュのコックスバザール、クトゥパロン難民キャンプ。 3歳のときに両親に連れられて来て以来、人生のほとんどをここで暮らしています。見栄えのいい景色じゃないので躊躇したけれど、アメリカ人の友人に励まされて、投稿しました。 友人はVFMWグループの目的は、世界をひとつにし、誰もが同じ希望や夢を持っていることを示すことだと言います。 誰もが愛され、受け入れられ、戦争と飢えがなくなる世界を夢見ています。 日本の埼玉より。これがほんとにホントの、「私の窓からの眺め」。 見えるのはレンガのタイルだけ。でも、この壁の向こう側には別の人生、別の物語があることを、私は知っています。 私が住む東京近郊では、たいていの、本当に多くの部屋の眺めは、うちと似たようなものでしょう。 皆さんがシェアしてくれた写真で、自分の視野を広げられることがとてもうれしく、感謝の気持ちでいます。皆さん、ありがとう! アンケネスのわが家のリビングから撮影した、オーロラとも呼ばれる美しい北極光。オーロラの下に見えるのは、ノルウェー北部のナルビクという町です。 オーロラは、北半球でも南半球でも、数ヶ月間にわたって日照が少なくなる冬季に、最もよく見られます。まったく、息をのむ光景です。 オーロラがハートのような形をとった夜❤️ 皆さまに、メリークリスマス💫 ウクライナ、キーウのバルコニーからの眺め🇺🇦 明日からしばらく、ここを離れます。3ヶ月か、半年か、あるいは…どのくらいになるかはわからないけれど(誰にもわからない)。 怖いし、予想がつかないし、足場が崩れるような感じがする…。でも。 キーウ、もうあなたが恋しい。すぐにあなたにまた会えると信じています。 皆さんに平和と愛を💙💛 イタリアのベネチア。わが家の窓から。 街は空っぽ。静かで、美しくて、とっても素敵で、そして、寂しい。 イタリアのほかの街と同じように、ベネチアの人々は家にこもっていて、外に出るのは食べ物を買いに行くときだけ。鳥や魚が自由を謳歌しています。 元気に、安全でいてください。 ドイツ、デュッセルドルフの窓から。パブもレストランも全部クローズ。 でも、どうしてもパパの誕生日を祝ってあげたかった子供たちからの、サプライズプレゼント。 皆さん、安全で、健康でいてくださいね。 追記:ドイツ語で、「おめでとうパパ、愛してる!」と書いてあるんですよ。 アルメニア、エレバンからこんにちは🙂 うちのバルコニーからの眺めです。
January 10, 2023 · 1 min · 42 words · Melissa Jones