10月4日に配信されたエピソードでは、リスナーから寄せられた《友人からの「結婚したくないの?」という質問。どう返答すればいい?》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。 《30歳になってから、「結婚したくないの?」「子どもはほしくないの?」と、既婚者や子持ちの方から聞かれることが多くなりました。私は子どもはまったく望んでおらず、結婚は自分の人生にそんなご縁があれば程度に思っていて、特に焦りもありません》 《仕事もやりがいがありますし、旅行などの自分がやりたいことを人生で謳歌したいと思っています。同調文化の低い外国生活で同じ質問を受けた場合は、素直に自分の意見を言っても、その場の雰囲気が崩れることもないのですが、日本の方が質問者になった場合、素直な意見を言えない感じがします》 《もちろん、結婚生活や子育てなど、それが幸せな人には幸せだと思いますし、それを否定する気持ちは、私自身まったくありません。人は人、私は私だと思っています。》 《しかし、結婚も子どもも望んでいないと答えた場合、おそらく日本人の質問者側は、自分の人生を肯定されていないと感じてしまうのかなと想像します。相手を傷つけないように、かつ自分の意見を伝えるには、なんと返答すれば良いのでしょうか》 まず恭子さんは優しい声のトーンで、以下のようにコメントする。 「ちょっと、考えすぎなんじゃないですか?」 続けて、リスナーが言うように、外国で質問をされた時と同じ返答で、友人にも接したら良いのではないか、と見解を述べる。 「それこそ外国の方にお話しするような感覚で、一度それを日本のご友人の方に同じようにご説明をしてみたらいいんではないかなと私は思いますよ。結婚も別に考えてもいないですし、それがその方の幸せなんだ、ということを普通にシンプルにお話をした方が。そんなにまで人様を傷つけないかを考えることが、あまりにも考えすぎ?」 「それで傷つくっていうことの要素が、私はわからないですね」 「何に傷ついたのかっていうことを、その方に聞いてみるのも良いですよね。もし『傷ついたわ』って向こうの人が言ったのであれば」 恭子さんは美香さんに対し、「それで傷ついてしまうのであれば、共通点がなさすぎるということではないか」と意見を語る。 「『傷ついたわ』って言ってるのであれば、もちろんご参考には聞いてみた方が良いかもしれませんが、もう共通点がなさすぎるんじゃないですか?」 さらに恭子さんは、「それによって時間が取られるのであれば、他のものに時間を使った方が良いのでは」と助言する。 「いつも私言ってますけど人生は短いわけですから、それによって取られる時間ですとか、ご自身の労力は、他のものに使った方が良いんではないですか?」 「何かって言うんではなくて、単に空を見上げて空気を吸うとかの方が、全然良いんじゃないですか?」 「全然反対に、『何がそんなに悪いですか?』って私は思うんですが」 「反対に、これは単なる私の一意見ですが、そのご友人のご質問自体が『結婚したくないの?』って、結構遠回しながらも、それが当然みたいな言い方にも聞こえますよね。自分の行いですとか、自分がある環境がとても正しく良いんだというふうにも聞こえて、それをしているから良いんだっていう風に聞こえるから、むしろそちらの方が(疑問)」 どちらにしても、「友達」というものに縛られすぎなくても良いのでは、と恭子さんは語る。また、「スルーする」のも、一つの手だとアドバイスする。 「聞き方とか、受け取り方にもよると思うんですよ。だから、単なるサラーっと流れるように『結婚とかしないの?』という感じに『あんまり興味ないんだ』とサラーっと流れるように言ってさしあげるならまだしも、反対にこの方が考えすぎな受け取り方をしているんだと思うんです。ですが、どちらにしてもメンタリティが噛み合っていないのだとしたならば、別にその方が友達でなくともいいんではないかと、私だったらそう思います」 「あと、全然スルーする。だから道で通りすがりの人の独り言に『へえ〜、そうなんだ』って思うような感じ?」 最後に2人はこんな風に回答をまとめ、締めくくった。 「そういうことだとしたならば、『そうなんだ〜』って感じで良いんではないかと思うんですが。どれほど長い親友関係なのかとか、友達関係なのかとかは私たちにはわからないので、本当にそういう感じだと思いますよ」(恭子さん) 「あくまでも私どもの個人の意見でございました」(美香さん)

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