「ちいかわ」のアイスアートが話題です。 趣味でアイスアートを制作しているsaoriさん(@sao_ice_art)がTwitterに作品を投稿したところ、4000回以上リツイートされ、2万を超える「いいね」が集まりました。 投稿には「可愛すぎて食べられない」「発売してほしい」とたくさんの反響が寄せられています。 ちいかわに、ハチワレに、くりまんじゅうに…。 カップの中にすっぽりおさまっています。かわいすぎる〜〜!!!

BuzzFeedは投稿者のsaoriさんにお話を聞きました。

かわいいキャラクターが大好きなsaoriさんは、これまでにもディズニーキャラクターやドラえもんなどのキャラクターをアイスで再現してきました。 今回の「ちいかわアイスアート」は小学生の姪っ子さんからのリクエストだったのだといいます。 「実は私はちいかわの事をあまり知りませんでした。姉と姪がハマっていると知り、いろいろ研究しようとアニメや漫画や各SNSを見始めたところ、その可愛さとシュールな世界観に私も一気にハマってしまいました」 気になる作り方をsaoriさんに聞きました。 まずは、キャラクターの大枠作り。 「スプーンで表面を平らにし、竹串で輪郭の下書きを描きます。描いた輪郭の外側のアイスをスプーンで削り、そのアイスは食べちゃいます」 大枠が完成すると、今度は竹串を使って凹凸や奥行きを意識しながら掘り進めていきます。顔のパーツなどは、違うフレーバーのアイスで色を加えます。 「目や口などの顔の表情はチョコアイスで出来ています。竹串をペンのように待ち、チョコアイスを付けながら、描き加えるイメージで土台のアイスの上に乗せていきます」 「今回のちいかわのアイスアートでは使用しませんでしたが、これまで作った中にはイチゴジャムやチーズを組み合わせて再現したこともあります」

溶けないの…?

作る題材によっても異なるとのことですが、制作時間は一つの作品につき平均30分ほどかかるとのこと。 その間にアイスが溶けてしまわないのか、気になります…。 「もちろんアイスなので溶けてしまいます」 「柔らかくなってくると忠実に再現ができなくなってしまうので、5分ぐらい彫ったら一度冷凍庫に戻します。30分以上経って固まってきたらまた続きを彫って…という流れを5〜6回繰り返しています」 制作時間だけを考えると平均30分ほどでも、凍らせている時間も含めると3時間ほどかかっているのだそう。 「手間と時間がかかるアートですが、だからこそクオリティを高める事で達成感と愛着に繋がっています」 「無心になって作っている時間はストレス発散にもなっていますし、作りながらもアイスを食べることができるのが醍醐味です」 「凍らせている間は一休みや別のことができるので、気楽にできる趣味でもあります」 「子どもの頃から絵を描くことや細かい作業が好きでした」 「7年ぐらい前にSNSでアイスアートの存在を知り、せっかくなら好きなキャラクターを作りたいと自己流でやってみたのがきっかけです」

アイスに命を吹き込めるのが魅力

saoriさんはアイスが大好きだからこそ「食べるだけではもったいない」という気持ちでアイスアートを作っています。 「溶けてしまったり食べてなくなる儚いデザートだからこそ、そこに可愛いキャラクターが生まれることへの驚きを感じてもらえることが、楽しみの1つになっています」 また、アイスの柔らかさを生かして、自由自在に細かい表現ができるところや、竹串とスプーンさえあれば手軽に楽しめちゃうところも魅力なんだとか!

“中の人”声優からも反響が!

「ちいかわ」アイスアートには、国内外から多くの反響が寄せられました。 また、アニメでちいかわの声を務める青木遥さんもTwitterで「このアイス可愛くて食べるのもったいなさそう」とコメントしています。 ぜひチェックしてみてください🍨🥄

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